英語学習に何時間が必要なの?どれだけやればいいの? Never Ending Story?
Never Ending Story
英語を学ぶこと、語学を学ぶことは本当に終わりがありません。話せる人であっても、上級者であっても、やはり継続は力なり、続けて接することが本当に大切です。とはいえ、そこそこのレベルになるのにどのくらいの時間が必要かは気になるところです。
3000 – 5000 時間
と言われています。ぞっとしますよね。英語なら一般的には3000 時間を学習に費やすと日常会話くらいのコミュニケーションレベルだそうですので、仕事で使うには物足りないです。5000時間くらいだとそこそこ上級になり仕事でつかえるという目安だそうです。
いきなり5000時と聞くとげんなりしますけれど、多くの方は中学校、高校でそうとう時間を費やして英語の授業を受けていますので、そこを差し引けば1000時間くらいは少なくとも進んでいると考えられます。自習も含めればもっとでしょう。
もっと少ない時間で上級者
個人的には、5000時間よりももっと短い時間でぜったい上級者になれると思っています。今はインターネットも YouTube も Podcast も Online英会話も何でも簡単に安く手に入りますので、テクノロジーをツールを駆使すれば必ずもっと時間短縮できるはずです。
たぶんですが、3000時間とか5000時間というのは、紙の辞書を使わなければならなかった、音の教材が少なかった時の基準かな?と思います。もちろん、リスニングに関しては理解できるようになるために一定の時間耳を鍛えることは必須で短縮はできません。しかし、現代では音の素材は圧倒的に豊富ですので、つまらない話題の音声教材しかなかった頃に比べると格段にこなしやすい環境だと思います。
さまざまなツールをフル活用すれば、留学しなくても留学しているかのように日々を過ごすことができます。自然な表現にも触れることができますし、読んだり聞いたりしゃべったりできます。もちろん今から私が試すことはできないのですが、4000時間もいらないのかなと思ったりもします。
逆算しての勉強が必要か?
ビジネスで英語を使いたい、外資系企業で働きたいと思ったときに、必要といわれている学習時間から逆算して毎日何時間勉強しなければいけないかを計算することもできると思います。それもいいですね。若い方なら多少無理してがむしゃらに勉強することが効率がよいこともありますし、将来の大きな自信にもなりますので10代、20代の方にはオススメできます。30代以上のおとなの皆さんならそこまで考えなくてもいいと私は思います。
個人的には〇〇時間しなければならないとかいうプレッシャーに弱いので、実は何時間勉強しなければということを今まで考えたことはなかったです。
語学を学ぶときに必要なスタンス – きらくに but いつまでも!
あくまでも個人的な考えですが、以下のようなことを気を付けて学んできました。
- 継続的に学ぶ
- 1日、2日、さぼってしまう日があっても気にしない
- たとえ数年(?!)英語学習から遠ざかってしまっても気にしない(怒られそうですが)
- 短時間でも長時間でもその日の気分で学ぶ(勉強量にとらわれすぎない)
- 机に向かわない状態で学ぶ(歩きながら、電車の中、映画を観ながら、等)
- 単語だけはときどき単語集を利用する(全部覚えようと思わないでよい)
- 覚えられない単語があっても、そのうち覚えられる日が必ず来る、と思う
- つわものと比較しない
- 気楽にかまえる、リラックスする
- 街でみかける英語や外国語らしき単語を気にしてみる
- 外国人が話す日本語のクセからその国の言葉のルールを想像する
リラックスはほんとうに大事
一流アスリートと比較するのは大変おこがましいですが、アスリートはリラックスしつつ集中すると力を発揮できるというのを聞いたことがありますか。語学もそうかもしれないと私は思います。
私は試験とかテストに出るから覚えなきゃ、と考えると急に苦痛になります。頭では覚えたいけど心がブロックするような感じです。一方で、「この単語を知っていたら、〇〇さんとは話をするときに便利かもしれないな」とか、「こういう単語を知っていたら、〇〇関連の書類を翻訳するとき役に立ちそうだな」とか思うとすんなり覚えられます。
まとめ
英語を学ぶのに必要な時間は3000-5000 時間。とはいえ、自分の目標や環境にあわせて学べばよいと思います。何時間の学習を達成したとしても、一番たいせつなのはリラックスして継続だと思います。6000時間がんばったとしても、その後なにもしなければあっという間に感覚を忘れます。
少しでも皆さんのお役に立てれば本当にうれしいです。