THE 簡単!英語の印象に大きな差がでる 定冠詞THE! まずはこの3つだけ覚えれば印象UP!
THE! ザ!
The って日本語になったのかなと思うくらい、日本人に愛されている英単語だと思います。ザ・〇〇人間とか、ザ・〇〇大賞とか、よくタイトルになっています。タイトル以外にも、「〇〇さんって “ザ・几帳面” って感じなんですよ。」などと普段の会話でも使われます。この時のザには「典型的な、まさに」という意味が込められていると思います。
じつは最も難しい THE
こんなにたくさん使われるTHE ですが、実は a も含めて日本人が最も苦手な英文法だと思います。ご存じの通り日本語にはそもそも a とか the という定冠詞の概念がありませんからね。ですから、実際の会話のときに完璧に a とか the を正しく使いこなせる方は、海外育ちのかた以外だと本当に少ないと思います。以前、通訳学校のベテラン先生(現役の一流通訳者)でさえ、a と the を100%ノーミスで使える自信はないとおっしゃっていました。そのくらい難しいものですね。ですから心配しないで少しずつ慣れていければいいなと思っています。
とりあえ THE 3つで印象 UP
英語のネイティブスピーカー、英語上級者から見ると a とか The がないことで、文章の意味がぼやけたり、一瞬 ” ? ” と思うことはあります。ただ、意味はだいたい通じます。The への第一歩としてまずは以下の3つだけを徹底してみてください。かなりスムーズに聞こえるようになります。
- The best
- The same
- The most
この3つ、best, same, most は基本的にいつでも the が一緒です。(most だけひとつ例外があります)ですから、この3つを口に出すときはいつでもどこでも、the best, the same, the most とthe とセットで覚えてください。
なぜ THE が必要?
よく意味を考えると the が必要だとわかります。the は何かを特定する役割ですから、best 「一番良いもの」same 「同じもの」most 「一番多いもの」全部いちばん〇〇なのですから、特定されますよね。何かわからないのに一番、ってことはあり得ないですからね。特定できるんです。だから THE の出番なんですね。
MOST の例外
例外と聞くとがっかりしてしまいがちですが、、、most だけひとつ例外があります。” You are most welcome!” と言われたことはないですか。あるいは、” It’s most kind of you!” など。一番〇〇というニュアンスが込められていると思いますが、very の意味で使われています。こんなときだけは the は要らないです。
THE BEST, THE SAME & THE MOST
この3つの The 姉妹をどうぞよろしく。いつでも the をつけてくださいね。一応、例文を載せておきます。
- She is the best when it comes to teaching Yoga. ヨガを教えることなら彼女が一番。
- I would like to have the same. 同じものをお願いします。
- He is the most pleasant person to work with. 一緒に働いて彼ほど感じの良い人はいないよ。
少しでも皆さんのお役に立てれば本当にうれしいです。