英語ができると人生が好転する、は本当です。

英語ができると人生が変わる

よく聞くセリフです。なんとなくそうかな、そうなんだろうな、と漠然と思っていませんか。

本当です。

私も昔は英語を使って仕事をしたいとか、国際的な仕事をしたいとか、ぼんやり思っていましたが、「英語で人生が変わる」ほど大きなことだと思ったことは正直ありませんでした。

でも、これまで外資系企業で勤務した経験や仕事以外で得た経験を振り返ってみると、英語ができたから実現したことが本当に多かったなと思います。私に英語がなかったら今頃どうなっていたのかな?と思います。

なぜ英語ができるといいのか、ということを私なりにお話ししたいと思います。

 

引き続き英語は就職に有利、そしてこれからは転職の時代

言うまでもなく、英語ができたほうが就職には断然有利になります。仕事で全然英語が必要ない日本企業であっても、英語ができる人のほうが優先される傾向にあります。

今は同じ企業に一生勤める可能性は低いですし、昔のように情報の少ない時代ではないので、あれこれ我慢したりして同じ場所に無理して勤め続けることはますます減っていくでしょう。また自分のライフステージ合わせて適当な職場を選ぶことも活発になると思います。

また、最初は満足していた会社であったとしても、向上心の強い方なら同じ環境で自己成長の限界を感じたりする日もやってくるでしょうし、逆に自分は満足していても会社の方針が変わっていづらくなったりすることも大いに考えられます。

これから転職はますます当たり前になりますが、実力が足りなければ同じ場所で我慢して勤務を続けなければなりません。続けられればまだいいですが、場合によっては職を失ってしまうかもしれません。

 

転職と外資系(年齢?そもそも聞かれないですよ)

転職するといっても、30代まででしょう?と思われる方が多いと思います。実際、若いほうが有利なことが多いです。しかし、日本企業と異なり、多くの外資系企業は中高年の転職者が比較的多いです。

外資系企業に応募する際には、履歴書に生年月日など書く必要はありません。もちろん、経歴をみればだいたいの年齢は想像できますが、年齢をひと目見ただけで変なバイアスがかからないようにしています。最近では履歴書に性別を書かないようにしよう、という動きだってあります。つまり、その人の経験、スキル、パーソナリティで公平に判断するということを目指しています。

確かに、日本でも法律上は求人の段階で年齢や性別を限定してはいけない事になっていますが、ちょっとした理由さえつければ年齢や性別の制限をすることは可能です。例えば、社内に30代の社員が多いため、バランスをとるために20代の社員を希望、等の理由。年齢だけで採用候補からはじかれてしまうと、本当にやり切れない気持ちになりますよね。

英語ができてスキルもあれば、転職へのフットワークが軽くなります。もちろん転職はエネルギーが必要ですが、「ここにいるしかない」と思っていやな仕事を続ける必要がなくなりますし、自分の成長とともに環境を変えやすくなり、人生の充実につながります。

 

外資系の良いところ(日本企業が損していること)

長い人生いろいろなことがあります。特に女性なら途中で何年か働けない時期があったり、男性でも勉強したくて何年かブランクが発生してしまうことがあると思います。そんな時、日本企業は多くのケースでブランクのある人を書類選考の時点で落とします。スキルアップのために勉強していただけなのに?子育てでちょっと仕事を離れていただけなのに?理不尽なことがおおすぎます。

外資系企業でもブランクに対するデメリットはゼロではないと思いますが、寛容さが断然ちがいます。長い人生いろいろなステージがあるのは当然でしょう、という感じで受け止めてくれるところが多いと思います。実際に私もかなり長期間のブランクの後、外資系企業に正社員として就職できました。面接では経験やスキルなどについてたくさん質問をされましたが、ブランクについては全く聞かれませんでした。

英語ができなかったら、今ごろ私はアルバイトをしていたかもしれません。

英語に救われました。

 

お金のはなし

よく聞く話ですが、英語が話せると生涯年収が2-3割多くなる。これも本当だと思います。

実際に比較計算したわけではないのですが、30歳のとき年収700万くらいありましたので一般的な日本企業よりは多かったと思います。最初から700万もらっていたわけではないですが、勤務するうちに評価をされて上がりました。自分から要求したわけではなく、会社から大幅アップしてくれました。外資系っていいなと思いました。日本企業なら、この人コストパフォーマンスいいな、くらいで給料もポジションも上がらないでしょうね。

英語のおかげです。

 

仕事以外でも世界が広がる

私は英語やフランス語などができたおかげで、オリンピックなどのイベントで通訳ボランティアをすることができました。ボランティアと言えど、採用の時に電話で会話のテストがありました。ボランティア活動自体も良い経験になりましたが、そこで出会った仲間は一生の友達になりました。国籍も様々で価値観も様々です。つらい時、困った時、そうした異なる価値観を持つ人に相談すると自分の悩みも見方次第で解釈が変わるな、と思うことも多いです。さまざまな視野を手に入れることができます。

英語のおかげです。

 

老後もチョイスが広がる

まだちょっと先ですが、リタイアした後も、英語ができればアルバイトやボランティアのチョイスが増えると思います。人とのコミュニケーションも生まれますし、社会とのつながりも持てます。日本語だけでもできますけれど、チョイスは広がると思います。

 

まとめ

他にも英語ができると良いことはたくさんあると思いますが、私が実感したことをあげてみました。お金や仕事だけではない、人生を豊かにするものだと私は思います。英語に救われた、と実感しています。

少しでも皆さんのお役に立てれば本当にうれしいです。

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