英語を勉強しないで英語の発音がうまくなり、英語に感謝したくなる行動とは

もっとうまく発音したい

発音をよくするため、英語をよりスムーズに発音するために、口を大きく動かして口の筋肉をやわらかくしたり、腹筋を鍛えて腹式呼吸をしたり、というのが効果的ですと以前書きました。

過去を振り返って、ほかにも私自身の英語発音はどんなタイミングで改善されたか?を考えると、不思議なことに英語を勉強しなかった期間の直後に発音がよくなったという実感があります。

 

英語を練習しないで英語の発音をよくする

英語を勉強していなかった時期に私がやっていたのは、フランス語、ドイツ語、中国語などの学習です。何も学習していなかった時ももちろんあります。何年も何年も英語から離れていて、しばらくぶりに英語を使わなければならないことになった時、「あれ?英語うまくなっている」と感じました。

理由は以前にご紹介した口の筋トレとよく似ていると思います。他の言語を使うことでやはり口の筋肉の可動範囲が広がりますし、口や舌の微妙なポジショニングができるようになります。鼻母音や鼻濁音のような鼻の気道を使った音のバリエーションも増えます。息の出し方の強弱もあると思います。どの言語も声を出すだけなのに、こんなにも様々な違いがあり豊かだなあと思います。

 

気軽にやってみる

とはいえ、、、英語の発音改善のためにわざわざ他の外国語を学習するなんて無理、時間もないし面倒だ、遠回りすぎると思われるでしょう。でも、まじめにとらえすぎなくていいと思います。今はインターネットから各国のニュースなども簡単に聞くことができますので、どの言葉でもいいですので選んで、ゆっくり再生して、遊び感覚で少し真似してみるのもいいと思います。どうやったらそんな音がでるの???という音もあると思います。できないなりに口を動かしていくと筋肉がやわらかくなります。また真似しようとするときに微妙な音の違いに耳を傾けますので、言語の音は日本語と英語という二択ではなく、口という楽器を使って本当に様々な音を生み出していることを実感できると思います。意外と楽しいです。

 

そのほかのメリット ー英語に感謝!ー

上記でご紹介したように気軽に音マネをするだけでなく、短期間でも英語以外の言語に取り組んだ場合には、ほとんどの場合において気持ちの上で効果があります。

「英語はほんとうに簡単だ!」

と気が付くことです。例えば、フランス語では、書いてあるけど発音しない文字列がたくさんある、つまり普段発音しないのに書かなければいけない文字がたくさんある、そして一つの文章が長いほうが美しいとされている、ロシア語文法には名詞まで活用するような恐ろしいルールがある、中国語には漢字の大海原と膨大な音の種類があり、アラビア語は美しいけど認識すら難しい文字があります。少しだけでもかじってみると英語がいかに明快で、発音しやすく、物事を正確に伝えやすい言語なのかを感じることができると思います。誰にでも学びやすく、コミュニケーションがとりやすく、便利な言語、それが英語ではないかと私は思っています。

少しでも皆さんのお役に立てれば本当にうれしいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA