英訳しにくい日本語3兄弟、めんどくさい、もったいない、よろしくね 文化ギャップを考えるトレーニング

めんどくさい、もったいない、よろしくね

あまり目新しいことではないですが、英語にしずらい日本語3兄弟です。色々な人が色々な表現を提案していますね。自分がしっくりくるものを使うといいと思っていますが、どのような訳をあてたとしても、同じニュアンスにはならないと思って使うことが大事だと思います。

外国語を勉強していると必ず、そして頻繁にぶつかることだと思いますが、言葉の壁より文化の壁のほうがずっと高いことに気が付きます。

上記3つのうち、一番意味としても気持ちとしても伝わりやすいのは、もったいない、だと思いますが、それでも”Mottainai”として採用されるくらいですから興味深いです。

 

めんどくさい

あなたならなんと表現しますか。正解はないと思うのですが、こういう表現を考えることがとても英語脳が鍛えられてプラスになるなあと思います。

  1. I find it really tedious to do… 手続きなど煩雑なことをするのが面倒なときに使っています。
  2. I really don’t want to do it… やりたくないなぁ、、という感じで使っています。
  3. Honestly, I wish I didn’t have to do it.. こちらもやりたくない気持ちの表現です。
  4. I find it so dull to do it… それをやるのは本当につまらないと思う、だるいな~

It bothers me. というのを使う人がたまにいらっしゃいます。実は私も大学生のころは使っていましたが、イギリス人に違うよ、と言われました。bother はだれかを困らせる、いらだたせる、邪魔をする、迷惑をかけてイライラさせる、という意味です。確かに、日本語の「めんどくさい」はこれまた幅広く使えますので、シチュエーションによっては bother でもいい時があると思います。

  • He is lazy and always asks me to do his chores. He really bothers me. こんな迷惑な人のことなら、bother を使って正解です。「めんどくさい」もあり得る訳ですね。ただ、bother はかなり強いと思いますので、本当にちょっとしたことで「めんどくさい」という場合には使わないほうがよさそうです。

troublesome を使う方も時々みかけます。これは文字通り、やっかい、トラブルだ、という意味ですので、bother 同様に本当にやっかいでトラブルだという場合ならば使うといいと思います。

 

もったいない

もったいないは Mottainai になったらしいですが、まだそこまで知られていないように感じます。これから普及させたい言葉なんでしょうね。確かに、もったいない精神は素晴らしいと思います。

  1. It is such a shame to throw it away.
  2. It’s regretful that we have to throw it away.
  3. Using it only once and throw it away is just an enormous waste.
  4. You could have registered yourself in the course. It is a shame that you didn’t.

こんな感じでしょうか。4は1~3とはちょっとニュアンスが異なりますが、日本語ではよく「もったいない」が使われるシチュエーションだと思います。でも結果としては、shame が浮かんでしまいます。

 

よろしくね

「よろしくお願いします」は日本社会でいちばん使われている言葉でしょう。

  • I look forward to working with you.
  • I look forward to collaborating with your company.
  • We look forward to having you in our team.
  • I am thrilled to work with you. も最近よく聞きます。「わくわく感」ですね。

メールなどで何かを依頼して、最後に「よろしくね」と言う場合。ちょっと寂しい感じもしますが、

  • Thanks!
  • Thank you for your help in advance.
  • Your support will be appreciated.

みたいな感じでさらっとしてしまいます。英語の場合、言いたいことや、いかに依頼する内容が大切かなどの大事なことを本文に書いたら、しめくくりの一文で相手にあらためて懇願するような必要はないんですね。日本語のほうがちょっと emotional かもしれないですね。

 

まとめ

よく聞くセリフ、よくある翻訳、だと思っていても、ときどき自分で振り返ったり、分析することは楽しくもあり役にもたつと思います。

  • 実際の職場や学校などでどんな風に使われたか
  • どのくらい伝わっているのか
  • どのくらい伝わらないのか
  • どんな人に伝わったのか
  • どんな人には伝わらなかったのか
  • どんな風に追加説明をすればよかったのか

などなど、観察をしていくと面白いですね。文化と英語は行ったり来たりの繰り返しでうまくなっていくと思います。

少しでも皆さんのお役に立てれば本当にうれしいです。

 

 

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