Married with 2 children??? 一瞬どきっ、としませんか。前置詞はたいせつですね。

He is married with 2 children

はじめてこの文を見たとき、「えっ???」と思ったのを思い出します。この文は、「彼は既婚者で二人のお子さんがいる」という意味です。

日本人がドキッとしてしまうのは、「2人の子供と結婚している」ととっさに理解してしまうからではないでしょうか。もちろん、現実的にありえないことなので1秒くらい考えれば、「既婚者でお子さんが2人の意味だな」とわかると思います。

 

日本人は with が好き 

He is married with 2 children. この英文は間違っていませんね。では日本人がどうしてドキッとするかと言えば、「結婚する」→ married with と覚えてしまっている方が多いからでしょう。marry は

  • Marry to someone ~と結婚する
  • I am married to Yumi. ユミと結婚しています。
  • She is married to Mark. 彼女はマークの奥さんだよ。

が正しいですね。to ~に嫁ぐ、というニュアンスがもともとにあるのですが、男女は問わず to を付けます。結婚している状態を表すときに使います。get を組み合わせて、「結婚している状態になる」ということを表せます。

  • We are getting married next month.私たち来月結婚するんです。
  • He will get married to someone he met in London last month! 彼は先月ロンドンで出会った人と結婚するんだよ。

Marry が動詞として使われる時には、皆さんご存じのように、

  • Will you marry me? 私と結婚してくれますか。
  • I will marry Joe. 私、Joeと結婚するの!

というようになりますので混乱を招くかもしれません。この場合は前置詞は不要です。

 

前置詞がたいせつ、というそのほかの例

この二つの例をみて変なところがわかりますか。

  1. Can you explain me?
  2. Could you write me?

この二つの文は文法的なミスはありませんが、意味はこのようになります。

  1. 「私」という人物を説明してくれますか。
  2. 「me」という文字を書いてくれますか。

こういうことをお願いしたい時も場合によってはあるでしょう。でも、多くの場合には言いたいことはこんな感じではないでしょうか。

  1. Can you explain it to me?
  2. Could you write to me?

TO をつければ解決です。ここでも前置詞一つで意味が大きく変わりますね。

  1. 私に説明してくれますか。
  2. 私に手紙(メール)くれますか。

となります。

 

まとめ

私もそうですが、日本人にとって前置詞は難しいです。どれも同じように思えますし、しっかりと記憶していない場合はどうしても日本語で思うイメージにひきずられてテキトウに選択して使ってしまうことがありますよね。

今回ご紹介した3つの例だけでも完璧に覚えておいて、常に「前置詞がなくても大丈夫かな」「この前置詞で大丈夫かな」と気にかけるようにしてみるとよいと思います。

前置詞に限りませんが、英語の上達に大事なのは、

「ちょっと気にする、ちょっと調べる、ちょっと覚えておく」

だと私は思っています。ポイントは「ちょっと」です。あまりやり過ぎると続かないですからね。そして、「ちょっと」にプラスすると効果が倍増するのは、

「すぐ調べる」

です。その瞬間にやらないと(私の場合ですが)疑問に思ったことさえ完全に忘れてしまいます。笑

少しでも皆さんのお役に立てれば本当にうれしいです。

 

 

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