FIRE と聞いてどんな意味が浮かびますか?近ごろ人気のFIREについて

FIREのいろいろ ~知っておきたい3つの意味

Fire と聞いてどんな意味が浮かびますか。もちろん、火、火事、が最初にあると思いますが、日常生活で意外とよく聞く FIRE について知っておきたい3つの意味をご紹介したいと思います。

 

あこがれの、、、F.I.R.E. movement

F.I.R.E. stands for “Financial Independence, Retire Early.” The goal is to save and invest very aggressively so you can retire sometime in your 30s or 40s.

FIRE と言うのは、早くお金をためて、若いうちにリタイアして好きなことをすることで、それが movement 社会現象となっていることを表わします。

ただ、実際に十分なお金をためて30歳、40歳、あるいは50歳でリタイアできる人はそんなに多くいるわけではないので、社会現象というと大げさな気もしますが、今の時代は若くてもネットビジネスなど様々な方法で稼ぐことも可能ですから、FIREできる人が大勢いるのでしょう。特にアメリカではmovement と呼ぶくらいですからFIREな人が続々と出ているんでしょうね。

まだまだ日本では知らない方も多い表現です。おそらく「クビ」のほうを思い浮かべる人が多いので、日本のオフィスで「FIREしたいな~」と言って周りに驚かれないようにして下さい。

 

You are fired. ~ redundant との違いもチェック ~

上記にも書きましたが、fire と聞いて「クビ」を思い浮かべる日本人は多いですね。You are fired. はよく知られた表現です。トランプ大統領の時代が終わりましたが、昔、トランプさんが出演されていた番組では、”You are fired!”「お前はクビだ!」というフレーズが彼の決め台詞だったらしいですね。

クビについては、fire がカジュアルで、make redundant がフォーマルな言い方だと思っている方もいらっしゃるようですが、実際には fire と redundant は異なります。残念ながら仕事を失うという結果は同じなのですが、使う状況が異なりますので注意しておきましょう。

以下は redundant について fire と何が異なるかを説明した文です。the latter というのは直前に出てくる文章にある「後者」という意味です。

The biggest difference between firing staff and making them redundant is the latter’s “it’s me, not you” nature. Redundancy tends to occur, among other situations, when a role becomes obsolete, the business restructures or becomes bankrupt. Either way, the company can no longer afford to keep that person.

つまり、fire の場合は本人に問題がある時で、redundant の場合は会社に事情がある場合です。redundant は事業がうまくいかないとか、部門がなくなることでポジションもなくなるとかの理由で解雇せざるを得なくなるケースで使われます。

 

言われたいほうの ”FIRE” ~イケてるね!~

イケてるね、という単語には Steezy (stylish + easy)などもありますが、fire もイケてるという意味で使われているようですよ。例文をみて下さい。

  • Your new jeans are fire!
  • Their performance was fire!
  • The programs they offer seem straight fire! We should not miss them.

意味: Fire is used to refer to something that is really cool and amazing.

Cool にもイケてる、カッコいい、という意味がありますし、熱いのがいいのか、冷たいのがいいのかわかりませんね。笑

 

まとめ

言葉は生きているなあと思います。しかも、インターネット社会になってから言葉の変化も激しいですね。一方で、変化を簡単に観察することもできるようになりましたので、自分から興味さえもって世界のニュースに目をむけていれば気が付けることも多いです。とはいえ、時間も労力も気が付く力も必要なので大変といえば大変ですね。。。

FIRE はこれからも新しい意味を連れてきてくれるような気もします。ちょっとだけ注目しておきたいなと思います。

少しでも皆さんのお役に立てれば本当にうれしいです。



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