やれることは全部やってみる?それとも間に合わせで済ませる?
最善を尽くしたい?間に合わせで済ませたい?
何かをやらなければならなくなった時、最善を尽くしたいタイプですか。それともとりあえず終わらせておきたいタイプですか。時と場合と取り組むことがらによりますよね。
とくに仕事をしていれば、どちらのケースも発生しますよね。そんな時に使える表現をご紹介したいと思います。
できれば充実!Leave no stone unturned
私はこの表現がけっこう好きです。文字通りに訳せば、
「全部の石をひっくり返せ」
ですが、つまりは
「何かを達成するためにあらゆる手段を講じたり、すべての可能性を試してみる、実行する」
To do everything you can to achieve a good result, especially when looking for something
という意味ですね。私はこの表現を聞くとオセロ盤を思い出します。一つ一つめくっていって全部を白あるいは黒にするイメージが浮かびます。どれかに「当たり!」があるかもしれない。全部ひっくり返してみてもダメならあきらめもつくかな。
もう一つ浮かぶのは、海岸で何かを落としてしまった時、そこら中にある石を文字通りひっくり返してなくしたものを探すイメージ。海岸だと終わりがないので想像するだけで疲れてしまいますが、いずれにしても
最後にはうまくいっても行かなくても、「これだけやったんだから」という気持ちが残るように思います。
とはいえ、、、
何でもそうできたらいいのですが、実際にはそうも行かないことが多いです。
「間に合わせで」やるしかない、こともある!
現実として、いろいろなことが「間に合わせ」「とりあえず」でやらなければならない時のほうが多いですよね。
そんな時、どのように表現しているでしょうか。よく聞く表現は
- Let’s use this for the moment.
- Just make whatever we can now and improve it afterwards.
- We just go ahead in this way first.
こんな感じが多いかなと思いますが、Makeshift もよく使われます。
Makeshift
Makeshift の意味は、とりあえずの、間に合わせ、当座しのぎのものという意味です。英語ではこのような説明となります。
- Temporary and low quality, but used because of a sudden need
英語だと意味がはっきりしますよね。ここにあるように、やはり当座しのぎ、間に合わせといえばクオリティは低いことがより一層はっきりとします。
例えば、災害時や今のようなパンデミックの時など、十分に準備ができないときにはやむを得ないケースが多いと思います。下記に少し例を挙げましたので見てみて下さい。
Leave no stone unturned と Makeshift の使われ方
Leave no stone unturned
- He left no stone unturned in search for his natural mother.
- Doctors are determined to leave no stone unturned to save the patients.
- The guard left no stone unturned to secure the President inauguration ceremony.
Makeshift
- Many immigrants are struggling to survive in makeshift tents.
- 30 patients are admitted to a makeshift hospital in the country
- A man in his 30’s was rescued when he was adrift on a makeshift raft in the ocean last week.
まとめ
どちらの表現も覚えておくと便利ですね。コロナウィルスのパンデミックの中で、leave no stone unturned を目指したいけど、あちこちで makeshift を使わなければならない状況です。はやく平穏な日々が戻りますように。。。
少しでも皆さんのお役に立てれば本当にうれしいです。