日本人の英会話 クスッと笑みがこぼれるよくある間違い5つ。かわいいけどヤッパリなおしておこう!!

今日からすぐに直せる表現5つ

私が実際に目の当たりにした場面をシェアしたいと思います。どれも伝わるのですが、ちょっと違う。ニュアンスのわかる人だけで目を見合わせて微笑ましく見守る、というタイプのミスです。

 

間違いその1 Can you call me taxi?

この意味は、「わたしのこと、タクシーって呼んでくださいね。」となります。

変わったあだ名だなとは思われないでしょうし、タクシーをすぐ呼んでもらえるとは思いますが、ここでは、a をつけて Can you call me a taxi? と言って下さい。

私も冠詞は苦手ですが、こうした例を一つ一つ覚えていけばかなり克服できると思います。タクシーを呼ぶ場合は、 a とか one とか two とかをつけてタクシーを呼んでもらいましょうね。Uber などを使えば間違えることも減るでしょうけれど、間違いで正しいことを学べるということで、やっぱり失敗は成功のもと!間違いは尊い機会としてとらえたいですね。

似たような間違いに、Could you call me doctor? があります。これも、Could you call me a doctor? 切羽詰まっているシチュエーションだと思うので誰も気にしないとは思いますが、このようなセリフは使わないで済むことを祈りつつ覚えておきたいですね。

 

間違いその2 We don’t cook Sushi at home.

外国人との会話で「お寿司が好き」というのはもはや定番の会話になりました。そこでよく、「家でもお寿司を作りますか」と聞かれることがあります。一部の手巻き寿司を除いては、普通の握りなどは家庭ではほとんど作らないですよね。それを説明したくて、このような表現をしてしまう方を何度も見かけました。しかし、これも違和感がかなりあります。

Cook は火を通して調理することなので、ちょっとおかしなことになってしまいます。Normally, we don’t make Sushi at home. Sushi is something we buy or eat at restaurant. と言ったほうがいいですね。Cook = 料理する ではないですので注意しましょう。

 

間違いその3 I will write you!

昔なら「手紙を書くね」今なら「メールするね」という感じですが、上記のように I will write you と言ってしまうと、私は you という文字を書くよ! という意味になります。これも通じるとは思いますけれど、直しておきましょう。I will write to you! が正しい言い方です。

ちなみに「メールするね!」アメリカ人の同僚たちは I will email you. や I will send you an email. をよく使っています。

 

間違いその4 I know Elon Mask.

ものすごくよく聞くタイプの会話です。

  • Joe san ” I am sure you’ve heard of Elon Mask.” 「イーロンマスクという名前を聞いたことがありますよね。」
  • Suzuki san ”Yes, I know Elon Mask.”「イーロンマスクなら知ってますよ」

これまた誰も突っ込まないですが、I know Elon Mask. と言ったら「イーロンマスクに会ったことがある」「イーロンマスクと面識がある」という意味になります。絶対に会ったことがないだろうな、、、と思われる人物が対象だと逆に問題ないのですが、微妙なケースがあります。

” I know our CEO.” 自分の会社のCEOなら会ったことがあるかもしれません。でも、誰だかわかっている、というニュアンスで誤って言っていることもあります。もしそうだとしたらその場合は、”I know who our CEO is. “ですね。

日本語での「知っている」は様々な意味を含みますので、英語で答える場合は日本語に引きずられないように答えましょう。

  • “Yes, I’ve heard about Elon Mask.” イーロンマスクなら聞いたことがあるよ
  • “Sure. He is super famous.” もちろんだよ。超有名だからね。
  • “I know him by name.” 名前だけは知っているよ。

 

間違いその5 I’m finished.

会議で説明やプレゼンをして、最後にこんなことを言う方がたまにいらっしゃいます。思わず、「プレゼンがうまくいかなくて精神的に I’m finished!! というギャグなのかな」とクスっと笑いたくなることがありますが、ただ単に「以上です。」を直訳したらそうなったのかなと思います。

これはプレゼンなどの終わりを表現する言葉ではなく、言っている本人自身が「もう終わりだ!」「自分は終わった」「人生終わってる!」という意味になります。ですから、会議で使うとなんだかずいぶんネガティブな人だと思われてしまうかもしれません。日本人になら、冗談のつもりでの I’m finished. は通じるかもしれませんが、外国人からすると面白くもなんともないセリフです。気を付けたいですね。

こんな感じで言ってみましょう。

  • “That’s all from me. If you have any questions, please feel free to let me know. Thank you.”
  • “This is the end of my presentation. Thank you for listening.

 

まとめ

ちょっとした違いでこんなに意味が変わってくるなんて、英語ってめんどうだな、と思うことはしょっちゅうありますね。でも、たまたま出会ったミスは新しい知識への入場券だと思って、楽しんでひとつひとつ学んでいけたらいいなあと思っています。

少しでも皆さんのお役に立てれば本当にうれしいです。

 

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