耳トレ リスニングで相手のスピードについていけない リスニングの力を鍛えるコツ

相手の言っていることがわからない!

英語を勉強していて、どうしてもリスニングが苦手という方は多いですよね。一番の悩みどころかもしれません。「ゆっくり話してくれたらたぶんわかるよ!」というのが本音でしょう。

会話の最初に「私はネイティブではありませんので、どうぞゆっくり話して下さい。」とお願いすれば、ほぼ100%の外国人は「モチロンOK!!!」とか「私の日本語レベルはゼロですから、心配しないで下さい!」「あなたの英語は素晴らしいですよ!」などと素敵な笑顔で言ってくれるでしょう。そして99%の人は5分もしないうちに、自分のいつものペースで話し始めますよね。そこに「ちょ、ちょっと速いですよ。ゆっくりお願いしますよ」と途中でつっこめる日本人はほぼいないでしょう。英会話あるあるですよね。特に1対1で話していないときなどは、ほかの方もいますから、話の腰を折ったりその場の雰囲気や流れを止めたくない、などあれこれ気を遣ってしまい気が付いたら会話終了ということもあるのではないでしょうか。

 

聞こえない理由はたくさんあります

やはりこちらが上達するしかない。。。ではなぜ聞こえないのでしょうか。ただ単にスピードだけが問題とは限らないですね。英会話学校で話せているし聞こえているのだからわかるはずだと思う気持ちは十分理解できますが、皆さんもお気づきのとおり実際に聞こえない理由はいくつもあります。

  • 単純にスピードについていけない
  • 知らない単語が多い
  • 相手の発音にクセがある、なまりがある
  • 英語の文字ごとの音を意識できていない
  • 相手の話し方が独特、文法を無視して話す
  • 話題そのものが難しい
  • 自分だけがわかっていないのではないかという引け目がある
  • リテンション(短期記憶)が悪い
  • 緊張する

 

乗り越える方法

とりあえず上に挙げたような項目をひとつずつ、少しずつ、鍛えていくしかないです。今回はスピードについて耳の鍛え方をご紹介します。すでにトライされている方も多いかもしれません。スピードにはスパルタ式をお勧めします。意外と短期間で効果があると思います。

みなさんも様々な音声教材を利用されていますよね。NHKの教材、TED Talks、PodcastやYouTubeの様々なチャンネルなど、今は本当にチョイスが多くて楽しいです。おすすめはいつも聴いているチャンネルなどを1.5倍速または2倍速くらいで聴くことです。番組によってはいきなり2倍はほぼ歌に聞こえますので、まずは1.5倍にしてショックを受けましょう。同じトピックスを何度も繰り返し聴く必要はないかなと個人的には思いますがご自身のお好みでいいと思います。

 

耳の筋トレ(脳の筋トレ)

この方法はスピードに慣れるためなので、結果的に聞き流しに近くなってしまいますが、それでも一生懸命理解しようと耳をダンボにして下さい。非常に速いスピードの英語を集中して聴くので、頭の中がキューンとなります。必然的に一回ごとのリスニング時間は短くなると思いますがそれでいいです。筋トレのようにコツコツと。

不思議なことに皆さんの思うよりずっと早く慣れてきます。ものすごく寒い国に旅行した後に日本に帰国すると日本の寒さがなんてことないように感じる、という感覚に似ています。しばらく1.5倍速でひたすら耳をトレーニングして通常スピードに戻ると、ああっ何て聴きやすいスピードなんだ!と感動するかもしれません。興味がある方は一度おためし下さい。

少しでも皆さんのお役に立てれば本当にうれしいです。

 

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