絶対ダメ 英語が全然だめだと思われる、または失礼な人だと思われる、さけたいミス

あなたはネイティブではないのだから英語をミスしても気にしないでよい!ミスを気にせずどんどん話せ!

これは大正解です。

しかし、、、このブログを読んでくださっている皆さんは上級者を目指す方々だと思っています。そんな方々に絶対にやってほしくないミスをご紹介します。実際、そんな初歩的なミスしないよ!と思われているかもしれませんが、これが本当によくあるミスです。ご本人も気づかず無意識に言っていると思いますが、外国人に「ああ、こんなことも間違えるなら初心者だな、正しく自分の言っていることが伝わっているか疑問だな」と思われてしまいますので、やらないように注意してください。

 

信じられないほどよく聞く間違い がっかり英語ナンバーワン

  • I am interesting!

そうなのかもしれません。あなたが大変興味深い、おもしろみのある人物かもしれません。でも、言いたいのはそうではないですよね。。。きっと頭ではわかっている、のにとっさに口にすると変なことになる。意地でもこの手のミスはしないよう、間違ったらその瞬間に言い直したほうがいいと思います。本当に言いたいのは、I am interested in…. ですよね。

何年も外資系で勤務して英語に慣れているはずの人でも、癖になっているのか、間違ってしまう方がよくいます。ただ、外資系に何年も勤めていることと、英語が上達することは別の問題なので、仕方ないかもしれませんね。

 

知らないうちに相手がむっとしている残念なケース

  • I have to celebrate your birthday.

「いえいえ、無理にお祝いしてもらわなくてもけっこうです。義務ではありませんから。」という返事が聞こえてきます。実際に聞いたことがあります。”You don’t have to…” という返事を。have toは日本語に訳すと確かに、~しなければならない、という意味ですが、義務である、ルールによって決まっている、というような外部要因による理由で”しなければならない”というニュアンスがあります。ですからこのようなケースでは、I must celebrate your birthday! と言ったほうがよいです。Must は、あなたが心からそうしたいと思っているから、心からしなくちゃ!と思っているから言う、「~しなければならない」または「~させて!」というニュアンスになります。

 

HAVE TO & MUST

Have to と Must は別の機会に説明したいと思いますが、厳密にはもともと意味が違います。ただ、現実としてどちらでも使われたり、使い方の境界線がはっきりしないケースもありますので気が付きにくいかと思います。でも、上記のようなときに使うと、言われたほうの顔は曇ります。そのような場面を何度も目撃してちょっと残念でした。もう一つ別の例をあげたいと思います。

  • I must see you!!
  • I have to see you.

も同じで、上のほうは、”あなたに会いたいと思っている、会いたい”だから、「会わなければいけない!」ですが、

下の文は、”何か用事がある、返さなければいけないものがある、何かの順番で次はあなたに会う必要がある”等々の外部的な要因、理由、義務があって、「会わなければならない」というニュアンスがでます。

 

しょせん外国語

今日ご紹介したケースも、外国人の方から「どういう意味?」と言われることはあまりないと思います。でも、こちらの意図に反して、相手がニュアンス的にこっけいだなあと思ったり、さみしく感じる可能性はあります。外国人の話すつたない英語になれている外国人ばかりではない、逆に聞いている外国人も英語がネイティブとは限らない、ですよね。できるだけ基本に忠実な英語を使って自分の気持ちをできるだけ正しく伝えたいと思います。

少しでも皆さんのお役に立てれば本当にうれしいです。

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