妄想命! 想像力があなたを育てる ほんとうの英語脳とは?

英語脳って何?

私の職場は外資系企業ですが、英語ができる人も、ちょっとできる人も、全然できない人もいます。よく「あの人は英語脳だから」というセリフを聞きます。その言葉には「あの人は英語脳を持っているから英語ができる、私はもっていないから英語ができないくても仕方ない」というニュアンスを感じます。ただの言い訳じゃないか、と思います。

その一方で、英語脳って何?と疑問に思いました。本当に何だろう?と。私は言語を覚えるのが確かに早い、耳も普通の人よりかなり良いと思っていますが、それが英語脳あるいは外国語脳とは言えないですよね。私はできればどの言語も、「耳だけで覚えたい」と思っているタイプですが、実はただの勉強嫌いの面倒くさがり屋です。

 

私の思考回路

私には英語脳が何かはわかりません。ただ、私の思考傾向として、常に妄想する、常に想像する、という特徴があります。妄想、想像の範囲はかなり幅広いです。直観にも頼りますが、小さなデータはバックグラウンド(頭の真ん中ではなく片隅で)日々収集している感覚はあります。

 

妄想する

常に妄想する。例えば、全然言葉のわからない外国に行ったときに「私はこの国で生まれた。私はこの国の子供だ、となりきって超集中すれば必ず何かの言葉はわかるはず」と異常な気持ちをもって旅行します。そして旅行中にいくつかの単語を耳から入れて理解できるようになります。もちろん、ごく簡単な単語だけです。

 

想像する

常に想像する。上記でご紹介した妄想とちがって、想像のほうは日々実行することができます。たまたま耳にした単語、街で見かける看板などに書かれた言葉、モノのネーミング、お店の名前について、なんでこんな名前がついているのかな?と想像します。そして何か他の単語とつながっていないかを想像します。連想ゲームのようでもあり、パズルのようでもあります。自分の予想に反して全然つながっていないこともあれば、結構つながることもあります。これは語学を習得するうえでとても役にたつと思っています。

 

連想ゲーム、パズルの例

フォルクスワーゲン車にVentoという名前の車があります。昔、たまたまその車が私の前を走っていました。Ventoか。Vent はラテン語で風という意味だなあ、Vent Vertという名前のレストランがあったな、緑の風という意味だったなあ、そういえばVentilationは 換気扇、換気という意味だし、Can I vent a bit?といえばストレスがたまっているときなどに愚痴をこぼしてもいいか?ということで、発散する、ぶちまけるという意味だなあ。全部、気体が突き抜けるイメージだなあ、とかいった感じです。自分の中で想像してつなげていけると楽しいですし、忘れにくくなりますし、新しいつながりがあったときに目に入りやすくなります。想像したときは、必ず信頼できる辞書などで確認する作業は必要ですけれど、確認するまでの間にあれこれ想像するのが楽しいです。

 

イメージと楽しさを重視

単語は語源を学ぶとわかりやすくなり、知らない単語も意味を想像しやすくなるというのは周知の事実です。in とか preとかの持っている意味を知っていれば、単語の意味は劇的にわかりやすくなりますよね。そういった知識もかなり役立ちます。ただ、そんなに楽しくは感じないです。私の場合は、漫画のように頭の中にイメージとして残る連想ゲームやパズルをすることで記憶が定着します。街で見かけたちょっとした言葉をつかってストーリーを妄想し、想像し、画像として頭に描いた後に、確認して語彙を増やしていくことに面白さを感じます。

 

結局、英語脳って。。。

これを英語脳と呼ぶのかはまったくもって不明ですが、私の中で思い当たるのはこのくらいでしょうかね。。。本当の英語脳とは何なのでしょうか?他の方の考える、英語脳らしきものについても意見を聞いてみたいなあと思います。

少しでも皆さんのお役に立てれば本当にうれしいです。

 

 

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