Because & So を最低限にした英語をためしてみよう
because もいいのですが
because は日本人が頻繁に使う単語ベスト10に入っていると勝手に信じていますが、because はできるだけ使わないようにしよう！という提案です。使ってはダメ！とは思っていません。「もっと別の言い方をしよう！」という話です。
なぜなら、日本人は because ばかり使っていますが、ネイティブの方は日本人の5分の１くらいしか because を使ってないと思うからです。私がイギリスで英語を学んだときも、先生から because は使わなくていい、とまで言われました。
as とか since とか for を使いなさい、と言われました。
英語は同じ単語ばかり使わないことが良いとされています。また、because はちょっと重めの単語ですので、文章のたびに 何度もbecause を繰り返さないようにするとより自然になると思います。
たしかに理由は理由ですが、、、
確かに、because には「なぜなら」という意味しかありませんので、とくに使って誤解を生むこともないと思います。because に罪はないですね。
ただ、日本語での会話でも、毎回毎回「なぜならば」と言わないと思うのです。「〇〇なんで、、、」とか「〇〇だったからさ～、、、」「〇〇だから」とかいう言い方がありますね。どの言い方も理由を述べていることに違いはないですが、場面や文脈によっては理由がそこまで重要ではない時もあると思います。
ですから、すべてに because を使っても間違いではありません。職場で日本人と外国人との会議を聞いていると、日本人が短い時間の間に何十回も because を使ってしまうことがあるので、聞いているほうも、ちょっとしたフラストレーションを感じることがあります。話しているご本人も「私、ずっと because ばかり言っているな」と感じているかもしれません。
理由のいろいろ
「～だから昨日は出かけなかった」
- I didn’t go out yesterday because it was raining.
- I didn’t go out yesterday as it was raining.
- I didn’t go out yesterday because I had to do my homework.
- I didn’t go out yesterday since my aunt suddenly came to see me.
- I didn’t go out yesterday, for I was absolutely exhausted.
仕事でネイティブの方から受け取るメールにも、本当に because の登場頻度は少ないです。事情をはっきり説明するときなどには使われる印象がありますが、さらっと理由を表わすときは as, since, for, が多いなあと思います。
So
So も使えますね。because は理由、so は結果を表しますが、順序を逆にすれば同じことを表現できますね。確かに、so を使うと文章を短く作ってつなげていくことができますので少し簡単だと思います。
- It is raining today, so I am not going out.
- I am completely worn out, so I go to bed early tonight.
So を使うのも、because 同様に何の問題もないです。ネイティブの方も so はよく使いますが、日本人があまりにずっと so, so, so ばかり使うので、ちょっとマンネリだなあと感じさせてしまうことがあるのも事実です。
上記の例文のような日常の会話なら、短い文章と＋so でもそこまで違和感はないのですが、会社の会議などで短い文章＋so ばかり言っているとあまりスマートではないなあと残念に思います。So を使った語順のほうが日本語の語順に近いからつい出てしまうのかな、、、と思いますけれど、せっかくならきちんと文章を組み立てて話したほうが良い印象を与えられると思います。
まとめ
できるだけ自然な英会話をする第一歩として、同じ単語ばかりを繰り返して使わない、ことをしてみましょう。そして、because や so ばかり使わないようにしてみましょう。全然使わなくても会話はきちんとできるものです。since や as はとても便利ですし、日本語の「〇〇だから～」という感覚に近いものを感じられると思いますのでおすすめです。
意識して because と so の禁止令に2週間くらいチャレンジしてみませんか。
少しでも皆さんのお役に立てれば本当にうれしいです。
