if について これだけを注意しておこう 超簡単なポイント1つ
IF ~もし~ の気が付きにくい注意点
今回は会話でヘビーユースされる if について、超かんたんな注意点をお伝えしたいと思います。
「もしアレルギーがあったらお知らせください」「もし明日彼に会うなら、伝えてください」「もしこれでだめなら、あれをやってみよう」「もし彼さえあんなことを言わなければうまくいったのに、、、」等々
if は現在、過去、未来、色々な「もし」で使えますが、今回は単純に未来のことに話すときに使う 未来 if についてです。
現在 if は間違える方も少ないですし、過去 if はちょっと複雑なので今回は置いておきます。
結論
「未来 if の後は現在形」です。
“未来の if ” によくあるミス
未来のことについて if を使って話す時にありがちなミス
- 明日オフィスに行くなら、オフィスから私に電話してもらえますか。
- もしこの件について何か聞いたら、必ず私に知らせてください。
- × If you will go to the office tomorrow, can you call me from there?
- × If you will hear something about this, do let me know.
- 〇 If you go to the office tomorrow, can you call me from there? 〇
- 〇 If you hear something about this, do let me know. 〇
if はすでに未来
「もし、〇〇なら」と言う段階で、すでに未来のことですよね。if にそんな意味がありますよね。日本語でも同じです。ですから、未来のこと、これからのことについての仮定をするとき、if の後は現在形です。かんたんですよね。
やはり出た。例外!
語学学習につきものなのが例外です。未来 if でもありますが、ここは「ふーん」という感じで流していただければ問題ないです。
if + will を確かに見たことや聞いたことがありますよね。だから間違って使ってしまうのかもしれません。例外があるということだけ覚えておいてください。
ニュアンスとして、「どうしても〇〇する」「すすんで〇〇する」「よろこんで〇〇する」「〇〇してかまわない」という感じがあります。
- If you will continue smoking, it will not only harm yourself, but also people around you.
- (どうしても)喫煙を続けるなら、あなた自身だけではなく周りの方にも害がありますよ。
- If you will come to our office, I can introduce you our president.
- (わざわざ)弊社までお越しくださるなら社長をご紹介します。
会話の流れ、会話している人同士の関係性などで発生するニュアンスなので、慣れてから使わないと微妙な雰囲気が出てしまうかもしれませんので、「こういう使い方もあるんだな」と知っておくくらいでいいかなと思います。
現在の if はあまりミスはしない
現在のことについて話すときの if はあまり皆さんミスをしないと思います。
- If you like this kind of music, I am sure you can enjoy his session, too.
- このタイプの音楽が好きなら、きっと彼のセッションも楽しめますよ。
- If you don’t have any dietary restrictions, please feel free to help yourself.
- もし食事制限がないのでしたら、どうぞご自由に召し上がってください。
まとめ
- if を使って未来のことを話すとき、if の後は現在形でOK。
- will をともなう例外もあるが、特定のニュアンスがあるので慣れてくるまで使わなくてよいし、使わなくても困らない。
少しでも皆さんのお役に立てれば本当にうれしいです。