英語学習にいちばん必要なもの コンフォートゾーンから飛び出そう
勇気
英語学習にいちばん必要なものは勇気です。毎日コツコツでも、時々少しずつでも、たまに長時間でも、英語学習に明確なゴールはないし、進歩が見えにくいです。そして、あらゆる場面で勇気が必要です。勇気を出すって疲れます。
勇気はいつ要る?
英語に関して、このようなときに勇気がいると思います。
実践編
- 話すとき(間違えたらどうしよう、単語がでてこなかったらどうしよう)
- 発音するとき(大きな声を出し、大げさな口をしたり、変な音を出すのは恥ずかしい)
- 質問するとき(そもそも質問が通じなかったらどうしよう)
- リスニングするとき(聞き取れなかったらどうしよう)
- 話題が浮かばなかったらどうしよう(つまらない会話をしたくない)
準備編
- 試験をうけるとき(受からなかったらどうしよう、お金がもったいない)
- 勉強をつづけるとき(本当に上達するのかな、疲れてやりたくない)
- 英語のうまい人が周りにたくさんいると感じるとき(自分なんてまだまだ)
- なんとなくわかるとき(なんとなくわかるからいいや)
- 難しい問題/苦手なことに挑戦するとき(余裕でできる問題をやりがちなとき)
勇気をだす方法
- 自分に誰も注目していないと、思う
- ミスしたとしても自分以外は気が付かない、と思う
- 多少通じなくても絶対に問題にはならない、と思う
- 通じなければ相手が聞き返してくるはず、と思う
- 恥ずかしい、って何?と思う
- 知ってる単語は先月より1つでも増えていればいいんじゃないか、と思う
- たくさん失敗すると成功に近づく、と思う
- 大げさに口を動かして恥ずかしいけど、それを全国民がやっている国がある、と思う
- 上手い人も下手な時期が必ずあった、と思う
- 自分も必ずうまくなる日がくる、と信じる
語学はすごい
勇気と恥ずかしいと思う気持ちは近くにいます。表裏一体かもしれません。間違えたくない、恥をかきたくないというプライドも顔をのぞかせます。語学の学習には心理学で言う「コンフォートゾーン」という「自分が快適にいられるエリア」から飛び出して、新しいことをやってみるという勇気が常に必要です。
語学はしょせん道具だから、専門知識がなかったら語学だけできても仕方ない、という意見も確かに世間にありますが、語学はほかの学問よりも圧倒的に勇気が必要な学問だと思います。
まとめ
英語学習には目に見えないハードルがたくさんあって、精神的にも大変な作業なんです。気が付かない人が多いですが、続けているだけでも本当にすごいことだと思います。自分をほめていいと思います。語学の後ろにある文化や考え方も学ぶことができる。すばらしいものだと思います。最終的には、「勇気をもって」何も考えないで、目の前のことだけに集中して進みましょう。「気が付いたら遠くまで来たなあ」と思える日が必ず来ます。
少しでも皆さんのお役に立てれば本当にうれしいです。